転写プリントの手順

・転写機の使い方(別途記事を作成してリンクつけます)

・転写用紙の印刷の仕方(本記事)

全体の流れ

1.データの準備

2.プリンターの準備

3.用紙の確認と調整

4.試し刷り

5.プリントデータの準備

6.Mimaki Raster Link6 Plusの使用

7.印刷の開始

8.印刷後の処理

9.データの削除

1.データの準備

1.Illustratorデータをeps形式(〇〇〇.eps)で保存し、USBもしくはzsvに保存する

2.プリンターの準備

1.電源を入れる

プリンターの電源を入れる。

・「両脇の抑えパネルが紙を抑えているか」を確認する。

カバーを開けて紙の横の端を確認する。

抑えがずれていた場合、横にスライドして合わせる。

2.用紙(メディア)の設定

起動から少し時間がたつと、「メディアセンタク」と表示される。

左矢印<◀>ボタンで「ロール」を選択する。

※「リーフ」は絶対に選択しないこと!

メディア検出が始まり、ぴぴぴと音が鳴ればプリンターの準備は完了です。

起動後、「メディアセンタク」の表示の前に「インクギレノカノウセイアリ」が出たら「ENTER」で進む。

カートリッジヲフッテクダサイ」と表示されたら、本体左側のカートリッジを一つずつ抜いて振り、セットし直して、「ENTER」を押す。

※この表示がなくても、その日の最初に使用する際は必ず振ってください。

※それでも画面が進まない場合は、助手に声をかけてください。

3.用紙の確認と調整

1.ロール紙の確認

セットされたロール紙が湿気でよれていることがあるので、プリント前に必ずカバーを開けて、

よれていないかを確認する。

◆よれている場合

下矢印<▼>を押して「ゲンテンセッテイ」になったら

上下矢印<▲▼>でよれがない位置まで調整し、

FANCTION」を押して「メディアカット」と表示されたら「ENTER」を押して自動カット。

4.試し刷り

1.試し刷りの実施

その日最初に使用する際は、本番刷りの前に「TEST DRAW」キーで試し刷りをすること。

印刷された格子の目がきちんと印刷されているか確認し、10か所以上目が抜けていたら

CLEANING」⇔「TEST DRAW」を目が戻るまで繰り返す。

完了したら、試し刷りの部分はカットしておくとよい。

5.プリントデータの準備

1.PCの起動

プリンター横のPCを起動する。

  ユーザー名:mimaki

  パスワード:mimaki

2.データのコピー

・zsvに保存した場合はzsvからデスクトップへデータをもってくる。

・USBに保存した場合は、USBからデスクトップへデータをもってくる。

6.Mimaki Raster Link6 Plusの使用

1.ソフトウェアの起動

Mimaki Raster Link6 Plusを起動し、出たウインドウの「はい」を選択。

2.ファイルの読み込み

「ファイル」→「開く」でデスクトップに出したファイルを選択。

3.詳細設定・・・リピート

*リピートしない場合はこちら

取り込んだデータを選択してから、右側のアイコン一覧にある「ステップ&リピート印刷」をクリックして、詳細画面に入る。

ステップ&リピート印刷」にチェックをいれて

左右反転

中央寄せ

サイズ:個数指定にチェックをいれて個数でリピートをつける。

設定が完了したらプリント実行ボタンをクリックして、プリント画面に移る。

4.詳細設定・・・通常印刷

取り込んだデータを選択してから、右側のアイコン一覧にある「通常印刷」をクリックして、詳細画面に入る。

左右反転

中央寄せ

にチェックをいれたら、プリント実行ボタンをクリックしてプリント画面に移る。

5.プリント開始ボタンを押す

自分のデータが選択されている状態で、右側に4つの選択肢が現れる。そのうちの

・RIP後印刷

にチェックを入れて、開始ボタンを押す。

7.印刷の開始

1.プリンターの操作

ACTIVE」が光っていることを確認して、

プリンターの「REMOTE」ボタンを押すと

プリントが開始される。

2.プリントが進んだら、重りをつける

印刷が進んで紙がみえてきたら、重りを左右・中央の3か所につける。

※インクにより紙がよれていくのを防ぐための重りです。

印刷物が長く床につきそうな場合は、手で引っ張り紙をピンと張ること!

(その際に、紙が浮いてプリントヘッドに当たらないようにしてください。

プリントヘッドへの衝突は、メンテナンスを呼ぶことになり、他の生徒の作業時間のロスに繋がります。)

8.印刷後の処理

1.用紙のカット

プリント終了後、画面が<ローカル>になっていれば、「REMOTE」ボタンをもう一度押す。

」「ゲンテンセッテイ」でカットする位置を指定。

(カットに余白が欲しければ「」で紙を送る。そのままカットしたければ次の工程へ)

FANCTION」を押すと「メディアカット」と表示される。

ENTER」で用紙をカットして印刷終了。

※自動カットになるため、あらかじめ重りは取り外し、用紙を落とさないように受け止める。

カットした用紙はインクの定着をさせるため、平らな机の上に広げ、弱い風圧で扇風機をあて乾燥させる。

9.データの削除

1.ソフト内のデータ削除

印刷が終わったら、使ったデータの削除を忘れずに行う。

●ソフトに取り込んだデータは…

プロパティ画面にあるデータ名を選択して、ゴミ箱ボタンをクリックする。

表示された2つの選択肢のうち、「ジョブを完全に削除する」を選び、[削除]ボタンを押す。

「削除しますか」と確認されるので。[はい]をクリックする。

2.デスクトップのデータ削除

●デスクトップへ持ってきたデータは…

ゴミ箱へ捨てた後、ゴミ箱を開いてデータ名の上で右クリックし、完全削除しておくこと。

インクが定着し、転写機の温度があがれば転写プリントができます!

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