転写プリントの手順
・転写機の使い方(別途記事を作成してリンクつけます)
・転写用紙の印刷の仕方(本記事)

全体の流れ
1.データの準備
1.Illustratorデータをeps形式(〇〇〇.eps)で保存し、USBもしくはzsvに保存する
2.プリンターの準備
1.電源を入れる

プリンターの電源を入れる。

・「両脇の抑えパネルが紙を抑えているか」を確認する。
カバーを開けて紙の横の端を確認する。
抑えがずれていた場合、横にスライドして合わせる。
2.用紙(メディア)の設定

起動から少し時間がたつと、「メディアセンタク」と表示される。
左矢印<◀>ボタンで「ロール」を選択する。
※「リーフ」は絶対に選択しないこと!
メディア検出が始まり、ぴぴぴと音が鳴ればプリンターの準備は完了です。

起動後、「メディアセンタク」の表示の前に「インクギレノカノウセイアリ」が出たら「ENTER」で進む。
「カートリッジヲフッテクダサイ」と表示されたら、本体左側のカートリッジを一つずつ抜いて振り、セットし直して、「ENTER」を押す。
※この表示がなくても、その日の最初に使用する際は必ず振ってください。
※それでも画面が進まない場合は、助手に声をかけてください。
3.用紙の確認と調整
1.ロール紙の確認
セットされたロール紙が湿気でよれていることがあるので、プリント前に必ずカバーを開けて、
よれていないかを確認する。
◆よれている場合

下矢印<▼>を押して「ゲンテンセッテイ」になったら
上下矢印<▲▼>でよれがない位置まで調整し、
「FANCTION」を押して「メディアカット」と表示されたら「ENTER」を押して自動カット。
4.試し刷り
1.試し刷りの実施
その日最初に使用する際は、本番刷りの前に「TEST DRAW」キーで試し刷りをすること。
印刷された格子の目がきちんと印刷されているか確認し、10か所以上目が抜けていたら
「CLEANING」⇔「TEST DRAW」を目が戻るまで繰り返す。

完了したら、試し刷りの部分はカットしておくとよい。
5.プリントデータの準備
1.PCの起動
プリンター横のPCを起動する。
ユーザー名:mimaki
パスワード:mimaki
2.データのコピー
・zsvに保存した場合はzsvからデスクトップへデータをもってくる。

・USBに保存した場合は、USBからデスクトップへデータをもってくる。
6.Mimaki Raster Link6 Plusの使用
1.ソフトウェアの起動

Mimaki Raster Link6 Plusを起動し、出たウインドウの「はい」を選択。
2.ファイルの読み込み
「ファイル」→「開く」でデスクトップに出したファイルを選択。

3.詳細設定・・・リピート
取り込んだデータを選択してから、右側のアイコン一覧にある「ステップ&リピート印刷」をクリックして、詳細画面に入る。


「ステップ&リピート印刷」にチェックをいれて
・左右反転
・中央寄せ
・サイズ:個数指定にチェックをいれて個数でリピートをつける。
設定が完了したらプリント実行ボタンをクリックして、プリント画面に移る。
4.詳細設定・・・通常印刷
取り込んだデータを選択してから、右側のアイコン一覧にある「通常印刷」をクリックして、詳細画面に入る。


・左右反転
・中央寄せ
にチェックをいれたら、プリント実行ボタンをクリックしてプリント画面に移る。
5.プリント開始ボタンを押す
自分のデータが選択されている状態で、右側に4つの選択肢が現れる。そのうちの
・RIP後印刷
にチェックを入れて、開始ボタンを押す。

7.印刷の開始
1.プリンターの操作

「ACTIVE」が光っていることを確認して、
プリンターの「REMOTE」ボタンを押すと
プリントが開始される。
2.プリントが進んだら、重りをつける

印刷が進んで紙がみえてきたら、重りを左右・中央の3か所につける。
※インクにより紙がよれていくのを防ぐための重りです。
印刷物が長く床につきそうな場合は、手で引っ張り紙をピンと張ること!
(その際に、紙が浮いてプリントヘッドに当たらないようにしてください。
プリントヘッドへの衝突は、メンテナンスを呼ぶことになり、他の生徒の作業時間のロスに繋がります。)
8.印刷後の処理
1.用紙のカット

プリント終了後、画面が<ローカル>になっていれば、「REMOTE」ボタンをもう一度押す。
「◀」「ゲンテンセッテイ」でカットする位置を指定。
(カットに余白が欲しければ「▼」で紙を送る。そのままカットしたければ次の工程へ)
「FANCTION」を押すと「メディアカット」と表示される。
「ENTER」で用紙をカットして印刷終了。
※自動カットになるため、あらかじめ重りは取り外し、用紙を落とさないように受け止める。
カットした用紙はインクの定着をさせるため、平らな机の上に広げ、弱い風圧で扇風機をあて乾燥させる。
9.データの削除
1.ソフト内のデータ削除
印刷が終わったら、使ったデータの削除を忘れずに行う。
●ソフトに取り込んだデータは…
プロパティ画面にあるデータ名を選択して、ゴミ箱ボタンをクリックする。
表示された2つの選択肢のうち、「ジョブを完全に削除する」を選び、[削除]ボタンを押す。
「削除しますか」と確認されるので。[はい]をクリックする。

2.デスクトップのデータ削除
●デスクトップへ持ってきたデータは…
ゴミ箱へ捨てた後、ゴミ箱を開いてデータ名の上で右クリックし、完全削除しておくこと。
インクが定着し、転写機の温度があがれば転写プリントができます!