RhinoとTwinmotionを同期する方法
2025年春学期より、RhinoとTwinmotionの同期方法が変更になりました。これからはEpic Gamesのアカウントを各自で用意することになります。新しい同期方法と併せて説明いたします。
①Epic Gamesアカウントを登録します。

Epic Gamesのサイト(公式サイト:Epic Gamesアカウントの登録方法)の手順で自分用のアカウントを作ります。
②RhinoとTwinmotionを開きます。
①Rhinoを開きます。

- デスクトップにある「09_Cad」フォルダを開きます。
- Rhino8をダブルクリックします。
③Twinmotionを開きます。

- デスクトップにある「Twinmotion2024.1」アプリを開きます。

- サインインを求められます。最初に作成した自分のEpic Gamesアカウントでサインインします。
- サインインすると、自動でTwinmotionが開きます。開き終わるまで少し時間がかかります。
②接続ボタンを押します。

- 大きな立方体を描きます。同期できたか確認するための仮の図形です。
- 同期ボタンを押します。
Rhinoを開いたと同時に、別ウィンドウで「Datasmith」という小さいメニューが開きます。
そのメニューにある「接続」を1回押します。押しても無反応です。次の手順に進んでください。
③Twinmotionで同期設定をします。

- 中央下にある「インポート」を押します。
- インポート一覧が表示されます。プラスボタンを押します。

- インポートする種類で「DIRECT LINK」を選びます。
- Direct Link 設定ソースを自分のRhinoファイル名にしましょう。ファイル名横の「…(三点リーダー)」を押すとファイルを選ぶことができます。今回の例ではRhinoファイルに名前がついていないため「Rhino – Untitled」となっています。
- 「インポート」を押します。

同期に少し時間がかかります。
少し待っても同期されない場合は、インポート一覧でRhino(自分のファイル名)をクリックしてみてください。

また、Rhinoで描いた立方体が小さいと、埋もれてしまって確認しずらいです。
同期設定しても表示されないという方は、Rhinoで描いた仮の立方体をもっと大きく作り直して同期をやり直してみてください。
これで、RhinoとTwinmotionの同期ができました。
作業中は、同期ボタンを押しましょう。

上記の接続設定を行うと、RhinoとTwinmotionがデータのやり取りを行うためのつながりが出来た状態になります。
Rhinoで変更した内容をTwinmotionに反映したいときは、Datasmithメニューの同期ボタンを押してください。
「自動同期の切り替え」を押すとリアルタイムで反映されるようになりますが、パソコンが重たくなりやすい原因になりますので、「Twinmotionで変更を確認したいときに同期ボタンを押す」ことを推奨いたします。
作業終わりにすること
Twinmotionを終わらせると、Epic Gamesのランチャーが自動で開きます。左下に自分の名前が書かれたアイコンがありますので、クリックしてサインアウトしましょう。
自宅で作業する方に向けた注意事項
同期にはプラグインが必要です。
自宅のPCにRhino8とTwinmotionをインストールしている方は、Rhino8の同期用プラグインが別途必要です。
プラグインはRhino8をインストールしただけではインストールされません。下記の公式サイトを参照しプラグインをインストールしてください。
公式プラグイン『Rhino 向け Datasmith エクスポーター』
https://www.twinmotion.com/ja/plugins/rhino
ソフトのバージョンを合わせましょう。
自宅にTwinmotionをインストールする際は、学校のパソコンにインストールしているTwinmotionとバージョンを同じにしておかないとファイルが開けません。学校で使っているバージョンを確認してから自宅用パソコンにインストールするようにしてください。
エラー表示について
Q:画像のようなグラフィックドライバのメッセージが表示されました。

A:画像と同じエラーが表示された場合は、「No」を押してください。このエラーが表示されてもRhinoを使用することはできます。
Q:「同期できません」とメッセージが表示されます。

A:Rhinoから接続した際に画像と同じエラーが出てしまった場合。
同期に失敗しています。TwinmotionもRhinoも一度閉じてください。その後、Twinmotion→Rhinoの順で開き直してみてください。
Q:接続を押しても、同期できません。twimmotionに表示されません。
A:TwinmotionもRhinoも開いた状態でRhinoファイルを開くと、接続ボタンを押しても同期が上手くいかないことがあるようです。その場合も、一度アプリを全て落としてから、Twinmotion→Rhinoの順に開いてください。
A:自分の作品が、Twimotionに元からあるオブジェクトよりも小さいと埋まってしまいます。同期されないと思ったら、Twinmotionのレイヤー構造に自分のファイルがあるかを確認もしくは元からあるオブジェクトに埋もれないくらい高さのある立方体をRhinoに描いて、同期を試してみてください。
Q:読み込みが遅いです。
A:オブジェクトやテクスチャ数が多かったり、広い建造物だったりするとデータが大変重くなってしまうため、データ量に比例して読み込みも遅くなります。また、twinmotionの画質が高い場合も同様に読み込みが遅くなります。
データにもよりますが、作業中は画質を低めに設定していただき、書き出す際に高画質に戻すとスムーズに進められます。また、読み込みが少し遅くなることもあるかと思いますので、その点もご留意いただきながら作業を進めていただければと思います。